一般的にダイビングライセンスが取得できるのは10歳以上からと言われています。この理由としては、業界最大手の「PADI」が定めているダイビングライセンス受講の年齢制限が、「10歳以上」とされているからです。
年齢制限がかけられている理由に関して、ダイビングは、プールでのスイミング等よりも危険性を伴います。水圧による子供の身体への害を考慮して、年齢制限が設けられているのです。
また10歳になったからと言って、すぐに大人と同じ様にダイビングが出来るわけではありません。
10歳から取得可能になるライセンスの種類を具体的に見ていきましょう。
10~11歳はジュニアダイバーが取得可能で、保護者かインストラクターの同伴を条件に、最大水深12mまでダイビングが可能です、
12~14歳はジュニアオープンウォーターダイバーが取得可能になり、成人の認定ダイバーの同伴を条件に、最大水深18mまでのダイビングが可能になります。
ここまで、ダイビングライセンス取得の年齢制限についてご紹介してきましたが、実は、年齢制限があるのとは反対に、年齢上限はありません。
高齢の方であっても、基本的にはライセンスを取得できるのです。
但し、何歳であってもダイビングには常に危険が伴います。高齢の方であれば尚更、自分の健康状況を判断することが求められます。そして指導団体によっては、病院の診断書の提出を求める事があります。