ダイビングの頭痛は頭痛薬で治せる?

頭痛持ちではないのに、ダイビング中に頭痛が生じた経験がある方もいらっしゃると思います。ダイビングでは、浅い呼吸による酸欠や緊張による緊張型頭痛が発生しやすいと言われております。
ここでは、頭痛が起きたときにどのようにすれば良いか、ご紹介いたします。

 

酸欠による頭痛の場合

初心者の方は、ベテランと比べ、後ろをついていくために呼吸が早くなってしまい、結果的に浅くて速い呼吸を続け、酸欠となるケースが多いです。

ダイビング中は、落ち着いてゆっくり呼吸をすることを常に意識して、ゆっくり吐き出す行動を意識すると良いでしょう。また、陸上の呼吸状況とは異なることも要因として過呼吸になりやすいため、何より呼吸を意識するのが重要です。

緊張による頭痛の場合

ダイビング中は、重いタンクを背負っている点や同じ姿勢で泳ぎ続けたりすることが多く、首回りの筋肉が緊張をして頭痛が起きるケースがあります。

この場合は、日頃のストレスや運動不足の影響もあるので、一度陸上に上がり様子を見て、バディと共に相談をしてダイビングの続行を決めましょう。

頭痛薬を飲んでもダイビングは控えましょう

頭痛薬を飲んだ場合でも、薬が切れた場合に、吐き気や嘔吐を伴うこともあり、とても危険になります。また、鎮痛効果もあり、痛みに鈍感になることで、減圧症が発症する可能性もあるのでとても危険です。

最後に

ダイビング中に発生する頭痛は正しく判断して、対処できれば、そこまで不安になることはありません。なによりパニックにならないように、少しでも体調が悪い場合はダイビングを控えるようにしましょう。

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