ウェットスーツとドライスーツって何が違うの?

ダイビングをするには必要な道具がたくさんありますよね。中でもスーツは種類があって、戸惑ってしまう方もいるかもしれません。そこで今回は、ウェットスーツとドライスーツの違いについてご紹介させて頂きます。

まず両者の違いは構造的にスーツの中に水が入ってくるか、入らないかの違いです。これによって保温方法が異なってくるのです。

使い分けの目安とされるのは水温が22度以上だと、ウェットスーツを着用。以下だと、ドライスーツを着用するのが一般的です。夏期はウェット、冬季はドライの認識で問題ありません。

ではそれぞれの特徴を見ていきましょう。

 

ウェットスーツとは

ウェットスーツの保温方法として、スーツと身体の間に水が入り、それが体温で暖められることで保温します。濡れる事が前提なので、ウェットスーツを着る場合には中に水着を着用するのが一般的です。

値段が次に紹介するドライスーツに比べて安いのが特徴です。既製品の場合は4万円前後で、オーダーだと8万円前後が平均的な価格帯となります。

ドライスーツとは

ドライスーツの保温方法として、スーツと身体の間に水では無く、空気を入れて体温で暖めます。

ウェットスーツは水着を着ますが、ドライスーツの場合はインナーを着れば十分です。

慣れてない人にとってドライスーツエア抜きは難しい為に、講習を受ける必要があります。初めからドライスーツで講習を受けておけば、後から受ける手間が無くなるので、初心者の内からドライスーツをお勧めされる事もありますね。

メリットは、体と水が直接触れないので、寒くならない事です。

反対にデメリットは、身体の操作性、動かしやすさがウェットスーツに比べて劣る事です。

またウェットスーツに比べて値段は高いです。既製品で10万円を超える事も珍しくありません。オーダーメイドだと20万円前後で考えておくのが無難でしょう。

まとめ

ダイビングスーツに関しては、現在までに改良が続けられていて、新しい機能を持った様々なスーツが登場しています。最近ではドライスーツから派生してセミドライスーツ や、双方のいいとこ取りをしたウェットドライなども人気になってきていますね。そちらについてはまた別の記事で紹介したいと思います。