PADIのダイビングライセンス

1966年に設立されたダイビングの指導団体。

PADIに所属するダイバー人口数が世界でNo.1、6割以上のシェアを誇る世界最大のダイビング指導団体です。

PADIでは、ダイバーのレベルや目的に応じたカリキュラム・コースを用意しており、それぞれ認定されるとライセンスを取得することが出来ます。

ここでは、PADIにおけるダイビングライセンスについて、紹介いたします。

 

オープン・ウォーター・ダイバー

PADIの入門レベルのライセンスです。ダイビングを趣味や旅行先で楽しみたい方向けです。

ダイビングの計画から海況の判断、トラブルの回避などダイビングを安全に楽しむためのスキルや知識を得たことを証明するライセンスです。

取得後は、ライセンス所有者2名でバディを組み、インストラクターの引率を受けずに水深18mまでダイビングすることができます。

アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー

オープン・ウォーター・ダイバー・コースの次のレベルとして設定されている、中級レベルのライセンスです。PADIスペシャリティ・ダイバー・コースを5種類受講することでライセンスを取得することができます。水中写真撮影や魚の観察、ナイトダイビング、水深18m以深のディープダイビングなど、より高度なダイビングスキルを会得したことの証明となります。

取得後は、世界中の中級者向けダイビングポイントでのダイビングや水深30mまでのダイビングが出来るようになります。

レスキュー・ダイバー

水中でのトラブルをすぐに対処する知識とスキルを身につけ、万が一の事故の救命方法を習得したことを証明するライセンスです。

取得後は、安全意識の向上だけでなく、負傷ダイバーへの救助や事故時の対応法、水中捜索法が出来るようになります。

レスキュー・ダイバー
レスキュー・ダイバー

マスター・スクーバ・ダイバー

マチュアとして、最高レベルのライセンスです。様々なダイビングや環境でスキルを磨いて、経験を積んだことを証明し、トラブルの予防や対処能力を備えた、もっとも安全なレジャー・ダイバーとなります。

マスター・スクーバ・ダイバー
マスター・スクーバ・ダイバー

ダイブ・マスター

プロダイバーとしての最初のライセンスです。ダイビングの知識とスキルがプロレベルまで達していることの証明となり、ダイバーのリーダーとして、活動することが出来ます。

取得後は、PADIダイブセンターやリゾート、ダイブ・ボートのスタッフとして働くことができ、インストラクターのアシスタントとして、活動することができます。

ダイブ・マスター
ダイブ・マスター

インストラクター

ダイバーを指導するインストラクターのライセンスです。入門レベルのオープン・ウォーター・ダイバーからプロレベルのダイブ・マスターまでの指導ができるようになります。

インストラクター
インストラクター

コース・ディレクター

インストラクターの指導もできるライセンスです。世界中のPADIのプロたちの1%にも満たない極少数のプロフェッショナルです。このライセンスは、インストラクター開発コースを開催して、インストラクターを認定できる唯一の資格となります。

コース・ディレクター
コース・ディレクター

最後に

今回、PADIにおけるライセンスの種類について、紹介いたしました。

PADI以外にも、指導団体はあるので、興味がある方は、「ダイビングライセンスの種類」をご確認ください。