ダイブコンピューター 使い方

ダイビングコンピューターは時刻や水温、水深の表示など多くの機能を兼ね備えています。

そんなダイビングコンピューターの主な用途と使い方を紹介していきます。

 

ダイビングコンピューターが必要な理由

一言で言うと、ダイビングにとって身近である減圧症防止です。

減圧症とは、初期症状では麻痺、めまい、手足の痛みや痺れを引き起こし、呼吸困難や最悪の場合は死にいたる危険性もある病気です。

ダイビングコンピューターは危険な症状を引き起こす可能性のある減圧症を防止する為に役立ってくれるのです。

機能と使い方

具体的にどの様に防止に役立つのか見ていきましょう。

まず防止の為の最も重要な機能は減圧症防止の為のNDLと DECOの表示です。

NDLとは後どのくらいその水深で潜っていられるかを表す時間です。もしオーバーしたら次にDECOが表示されます。

DECOとは、減圧停止が必要になった事を表しています。

減圧停止とは、コンピューターに表示される水深と時間に従って停止する事です。どのくらいの時間 NDLをオーバーしたかによって、減圧停止の時間は変わってきます。ダイブコンピューターの指示を無視する事無く、それに従って適切な減圧停止をしましょう。DECOが出ているのにも関わらず、減圧停止をしないと、減圧症のリスクが高まってしまいます。

減圧停止をしたら、次に安全停止を行います。安全停止とは、体に溜まった窒素を排出するために、5m付近で3~5分間停止することです。これは 、 DECOの表示の有無に関わらず、全てのダイビングで行う事が推奨されています。殆どのダイブコンピューターが安全停止のカウントを表示してくれます。

こうした機能を備えているので、ダイビングコンピューターは減圧症のリスクを減らし、快適なダイビングに役立ってくれるのです

最後に

ダイブコンピューターの使い方を紹介して来ました。何よりもまず、 NDLをチェックし、 DECOを出さない様に意識しながらダイビングをすることが大切です。ただ、ダイビングコンピューターがあるからと言って、絶対に減圧症にかからない訳ではありません。減圧症の原因は様々です。ダイビングコンピューターで防げるものもあれば、肥満、疲労、飲酒など防げないものもあるのです。安全で快適なダイビングに必要な知識を学ぶ事は怠らない様にしましょう。

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