ビジネススーツと同じように、ダイビングスーツの生地にも種類があります。
生地によって値段も違うので、どのような生地を使っているのか確認をしましょう。
・スキン
クロロプレンというゴム素材。保湿性の高い素材ですが、強度が弱く、色が黒一色になるという素材。
・ジャージ
スキン素材の表面にニット地を貼り付けて、加工したもの。スキン素材と比較したときに強度が向上しており、様々なデザインや色を作ることが可能となります。欠点は、布地部分が水分を吸収するため、陸上で熱を奪われやすい点やスキン素材より皮膚に密着しないために浸水も多くなるため、保温性が低下します。
・起毛
スキン素材の表面に厚みのあるニット地を貼り付け加工したもの。細かな気泡や体温によって温められた水を効率よく保持するために、内面に用いることで保温性の高いスーツにすることができる。
・ラジアル
布地を貼り付けた上でラジアルコーティングを加えた素材。価格は高くなり、伸縮性も低下してしまうが、スキンやジャージよりも強度が強くなり、気化熱が奪われにくい特徴を持ちます。